ついに来た陣痛!

続きになります。
陣痛が来たらまずやること!
そう、「陣痛の感覚を測って記録する。」ですね。
感覚が10分ぐらいになってきたら産院に電話するんだよね・・。
とこれから来る陣痛の痛みにおびえながら自宅ベッドで間隔を計測。
18時になり、19時になり、21時になっても・・・。
全然安定しない陣痛間隔。
15分だったり10分だったりを繰り返し、痛みの強さだけはしっかり増していく。
産院に電話する決心がつかない・・・。
なんだかんだで電話したのは23時過ぎ。
この時間には確実に10分間隔になっており、痛みもなかなかのレベル。
しかし、ちらりと浮かぶ雑念。
「・・・24時過ぎてから入院した方が一日分費用がお得になるかも・・・。」
痛みと闘いながら割と冷静だったんだなぁ。
結局父に車を出してもらい、母に付き添ってもらって
病院には夜中の0時10分ごろ到着。(わざとです)
入院してここからが戦いの始まり
皆さん、陣痛に耐えるときはどんな感じなのかな。
とある友達はあまりの痛みになると声が出ないタイプで
ひたすらうずくまって痛みを我慢してたそう。
そのせいで子宮口全開になってるのに気づいてもらえず、
余分に痛みに耐える羽目になったそうです。
ちなみにりおかおりはうるさいタイプでした。
「あ~~!!」と叫ぶわけではないけど
「う~~!!」とうめくタイプ。
なにか鉄パイプみたいな硬いものをのを握っていたい!!
しかし病室のベッドには何もなく。
壁をガンガン叩きたい。でも病院だし。
というわけで陣痛の波が来るたび壁に向かってひたすらデコピンするみたいに
4本の指をはじいていました。
なんか謎の行動ですが、これ、結構指先が痛い。
その痛みで陣痛の痛みを紛らわせる感じでした。
血まみれの妊婦
ただいま深夜の3時。
担当してくれている病院の看護師さんは結構言い方がきつい方でした。
「弱音吐かんとしっかりしなさい!」とか怒られる。
これ、メンタルめっちゃやられました。
うちの母も「きっつい人に当たったな」と呟いてました。
その上血液検査の結果母体の感染してることが判明し、
点滴も付けられましたが、
陣痛のたびに私が暴れるのでしょっちゅう点滴が外れるわ、
そこから出血するわで一見血まみれの修羅場状態。
血まみれでもだえる妊婦。ヤバイ。
点滴を指しなおす途中で陣痛が来たら痛みでじっとできない(´;ω;`)
それでさらにきつい看護師さんに怒られるし、もういややぁってなってました(笑)
そんな中でも母は腰を押してくれたり励ましてくれたり。
本当に母に付き添ってもらえて助かりました。
ついに分娩室へ。嘘やろ!?の連続。
ただいま朝の5時。
子宮口を測ってもらいますが、7センチ。
絶望。
確か10センチが全開なはず。
しかし「かなり長いこと苦しんでるし、もう分娩室に行きましょう」との先生の判断により
ようやく分娩室に!
ここできつい看護師さんがさらりと
「では今から歩いて移動してください」「痛みの合間に移動して」
「!!!?」
うそやろ・・・。
ここまでくると痛みの感覚なんて10秒ぐらいしかないし、ほぼずっと痛い。
「無理ですーー」と訴えましたが
「支えるから大丈夫!」と言われる。
なんでやねん。
結局両脇を支えられ何度も痛みにうずくまりながら、なんとか隣の分娩室に移動。
分娩台に上がった瞬間
「パシャ!!」
りおかおりはこの瞬間破水しました。
正直ここから先はあんまり覚えていないんですが・・・。
子宮口は7センチなのに分娩台に上がったので
当然会陰切開。
おまけに赤ちゃんがでっかい為降りてきにくかったようで、
助産師さんがりおかおりにまたがり、体重をかけて
「ドンっ!!」っと押してきた!
「あーーーー!!!!」
これには思わず叫びました。べらぼうに痛かった。
これ以上は無理!!ってマジで思った。
その最中にも例のきつい看護師さん(助産師さんか)は
厳しい叱責で責めてくる。
もういい加減にしてくれい。
そこからさらに何回も押され、ぐりぐりされ、ようやく出産。
もう、産んだというより産まされた感じ。
出てきた赤ちゃんを見て先生が「思ったより大きいな」と
つぶやいていたのをしっかりキャッチ。
「産まれましたよー!」と助産師さんが赤ちゃんを見せてくださいます。
外で待機していた母も呼ばれたようでした。
顔見て即決
産まれる前に赤ちゃんの名前は2つに絞ってあり、
産まれてた顔を見て決めよう!となっていた赤ちゃんの名前。
○○(かっこいい系)
◇◇(ふんわり系)
こんな感じでした。
産まれた赤ちゃんの顔をみて母も私も
◇◇(ふんわり系)に即決。
「これは◇◇の顔やね」と意見ぴったりでした(笑)
この時点で旦那君はまだ名古屋。
うちの母は入院時に連絡していたにもかかわらず
「まだいいやろ」という謎の判断によりそのまま寝てしまった旦那君。
その時すぐ来てれば出産に間に合ったのに・・・。
結局そろそろ行こうかな、と支度し始めたころ「産まれた」の
連絡を受けたそう。
これは確信犯だとりおかおりは思ってます(笑)
☆
もう少し続きがありますが、
今回はこんな感じで。
ではでは。
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