こんにちは。りおかおりです。
なんだかネタがあるうちに就活あるあるをどんどん記事にしたいと思います。
これまたよく聞かれる「3大メジャー質問」のうちの一つ、自己PR。
長所、または強み、とも言いますね。
この質問も苦戦する学生が多いです。
「強みなんてないよー」「人より自慢できることなんてない!」
うんうん、気持ちはよくわかります。
今回はこの自己PRを考えるにあたって
学生がやりがちな例について紹介したいと思います。
強みは「笑顔です」
これもよく見るパターンです。特に女子に多いですね。
「いつも明るくていいねと言われます」とか
「笑顔に励まされると言われました」とかですね。
確かに事実なんでしょうけども。
しかし・・・。「笑顔」だけではなぁ・・。
要するに強みとしてはアピールとして「弱い」です。
これが「鏡の前で毎日猛特訓した結果の笑顔」とかなら話はまた別ですが。
面接での自己PRは自分のいいところをなら何でもアピールすればいいってもんでもない。
「仕事における」役立つ「強み」をアピールする必要があります。
「笑顔」をPRするということは
「美人である」「背が高いこと」をPRしているようなものです。
要は生まれ持った「特性」に近いですね。
モデルや芸能人ならともかく、
PRできるところが「笑顔」だけの人を
採用しようとするでしょうか。
ぶっちゃけ「笑顔」がいい人は面接の時点で見ればわかるので
採用側からすると「自己分析の足りていない人」と判断されてしまいます。
強みは「外見」ではなく「内面」をアピールしたいですね。
「苦手」を克服したことを「強み」とPRする
これはたまに見るパターンです。
ある学生の例ですが、
強みを「リーダーシップがある」としていました。(ある意味これもあるある)
ではどんな経験があるのかと詳しく話を聞いていくと
「自分はもともと人前で話すことは苦手だったが、
そんな自分を変えたくて敢えてサークルのリーダーに立候補し、任された。
リーダー職を1年間務めたのでリーダーシップがある」
という主張でした。
・・・ん?
「サークル以外でリーダーシップを発揮した出来事はあるの?」
と聞いてみると「ありません」との回答。
「元は苦手だったんだよね、努力して今は得意になったの?」
と聞いてみると
「やろうと思えばできると思いますが、好きではないです」との返事。
あかんやないかーい!(心の声)
いや、あかんことはないんですが(笑)
確かに努力したことは素晴らしいです。
この学生はリーダーシップの経験とその「スキル」は得たかもしれません。
しかし「好きではない」「もともと苦手な部分」「得意ともいえない」
とくればこれは完全に「強み」とは言えません。
もともと苦手なことはよっぽどでないと
「強み」と言えるほどプラスに持っていくのは難しいです。
しかし、このエピソード事態が「ダメ!」と言っているわけではありません。
「学生時代に頑張ったこと」としてアピールするのは大いにありです。
「エピソード限定」の強みをアピールする
たまに見かけるパターンです。
このエピソードを言いたい!と自信のある経験を持っている学生に多いですね。
例えばあるエピソードを例に挙げて「行動力」を強みとしてアピールしている学生。
それではほかの場面で行動力を発揮した経験はある?と聞くと
・・・・
全く出てこないパターンです。
このパターンはよくよく話を聞いてみると
「それは行動力があるとは言わないやろ!」みたいな場合が多いです。
自分にとってインパクトのあったエピソードを使いたい気持ちはよくわかるのですが、
そもそもの目的は「エピソードの良さ」をアピールするのではなく
「自分自身の良さ」をアピールするためのものですよね。
学生にもそのことを再度確認して、もう一度考えてみるように
伝えています。
最後に
以上、自己PRでやりがちなことについてまとめてみました。
自分自身のことはよくわからないものですが、
ヒントは今までの行動の中にあります。
人は生活の中で常に「選択」しながら生きている。
その選択をしたのはなぜか、そこに自分の特性や
大事にしているものが隠れています。
皆さんも一度考えてみてはいかがでしょうか。
ではでは。

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